特にデスクワークの人たちにとって、筋肉を揉みほぐしても次の日には症状が元に戻ってしまう、という理由は、原因が筋肉だけにとどまらないと言う事です。
パソコンやスマートフォンの使用頻度が著しく高くなり、同じ姿勢を取り続ける仕事が多くなりました。加えてストレスフルな日々、運動不足、過食、睡眠不足など、体調不良に導く環境は日々悪化しています。特に「ストレートネック」と「腕の回内」が身体に及ぼす影響が、年々深刻化しています。
触診によって導き出された機能障害を全て解決する必要があります。放置すると「痺れ」や「筋力低下」などの神経障害に進むでしょう。生活習慣の改善が再発を防ぐための唯一の手段ですから、合わせて簡単なセルフケアを学んで下さい。「自分でケアを行うのは無理!」と言う方は、その都度、通って頂いても構いません。
胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)とは、上肢や肩の運動および感覚に深くかかわる神経や血管が障害を受け、肩、腕、手のしびれや痛み、手の動かしにくさなどを自覚するようになる状態です。肩こりとして自覚されることもあります。Medical Noteより