これらの歪みの原因は、生活習慣や諸関節と大きな関係性があります。脚の形状を手技で一時的に直したところで、脳の形状記憶にインパクトを与える事は容易ではありません。今までのように歩けばすぐに戻ってしまいます。
視診・触診で原因箇所を特定すると、改善方法は自ずと導き出されるでしょう。背骨の弯曲から骨盤の状態、足首、指先に至るまでチェックします。
最も改善に役立つ事は「歩き方」を変える事です。捻れを戻した後、歩き方を変える(お教えします)事で、早い方で三週間で効果が出始めます。多くのモデルさん達が実践した方法です。
膝のお皿の位置 | 生活習慣(特に歩き方)によって脚の「軸」が歪んでいます。 |
---|---|
外反母趾 | 軽度の場合、歩き方やジェル・パットを装着する事で改善します。 |
甲高 扁平足 | 足裏の症状ですが、他の部位にかかる負担が増え、楽に歩こうとするほど、脚全体に影響を及ぼします。 |
足首の内反 | 内反していると、腓骨が外に張り出し、脚全体が張力によって外に弯曲します。 |
筋肉のアンバランス | 運動によってついた筋肉のうち、脚の外側はなかなか落ちる事がありません。 |
骨盤の状態 | 腸骨が脊椎と共に過度に前傾すると、大腿骨は重心を保つように外に張り出します。ストレートネックも遠位の原因箇所と言えます。 |
脊椎の状態 | 正常ではない弯曲は、歩き方に影響を及ぼします。 |