ニュートラルに諸関節を守る事は、長持ちするという事です。最悪の状態の一つに、若い時からのつま先の外転があります。

外転の状態は足の軸も捻れていますから、股関節や膝関節に多大な影響を及ぼし、もし正座ができなくなったら、黄信号の点滅です。

放置すると工関節になる確率が極めて高くなります。

長寿村の共通項は、下半身の負担を余儀なくされているという事です。

都会に住む方は、農作業や丘を登ったりは出来ませんから、上半身から特に下半身の適切な筋トレが必要です。この筋トレは「神経活動の活性化」が起きて、脳にも良い影響を与えます。

上半身はデスクワークなどで固まってしまった「胸郭出口症候群」から「睡眠時の食いしばり→歯ぎしり→無呼吸症候群」へと進んでいき、命を脅かします。上半身(特に頭蓋骨)を弛める事も重要で、精神が安定します。

毎日数分の「老眼の抑制と回復」の運動も大切です。

都会の高齢者は下半身の運動が足りないので、仙骨の可動域が極めて劣悪です。若さ保持は仙骨の動きにかかっていると言っても過言ではありません。

そして、スニーカーは足本来の機能を低下させる最悪のグッズです。理由はまず第一に「ロイター板」の役目を殺してしまうからです。このスニーカーに限らず、足の親指の使い方を誤る事で、外転を助長するのです。

最後に安心理論として、最新の人間ドックを定期的に受診すべきです。腸のポリープを除去するだけで、体調が驚くほど良くなるのは私が実証済みです。ぜひ名医を選びましょう!手術の腕も診断力もレベルの差がありすぎます。

余談ですが、赤身の肉は腸には悪いそうです。栄養学と健康は別物です。リンクあり↓

人間ドックを勧めるもう一つの理由は、内臓不調の信号である「痛み」を(長く整形外科に通っておられる方は特に)処方されるロキソニンなどの痛み止めによってマスキングされ、他の重篤な疾患を見落として手遅れになった事例がいくつもあるからです。また痛み止め自体が「胃肝障害」を起こすことも知られています。